基礎年金の保険料拠出期間を45年に延長した場合のイメージ


  • 基礎年金の拠出期間を現行の40年(20~59歳)から45年(20~64歳)に延長した場合には、その分給付を増額することとなり、全被保険者共通の給付である基礎年金が充実する。

  ※老齢基礎年金の満額が45年になることに伴い、障害、遺族基礎年金についても増額することが考えられる。

  • 厚生年金では69歳まで被保険者期間とされているため、基礎年金の拠出期間を45年に延長したとしても、60歳を過ぎて厚生年金に加入している方について、追加の保険料負担は生じない。

  ※給付水準調整終了後の所得代替率に与える影響(2019年財政検証オプション試算)

  ・基礎年金拠出期間の延長(40年から45年に延長。3年毎に1年延長した場合として試算。)

   ケースⅢ+6.8%(50.8%(2047年)→57.6%(2046年))

  ※国庫負担について、追加財源の確保が必要。