プログラミング言語COBOLは今日、メインフレームとともにレガシーシステムの象徴と見なされています。IT関連資格試験でもCOBOLの出題が廃止され、代わりにPythonが導入されましたが、基幹系システムではCOBOLが今も使用されています。COBOL開発環境の大手であるマイクロフォーカスのCTOは、COBOLの価値を活用するためにクラウドへの移行を進め、企業の最も戦略的な資産はデータであり、これをAIと同じプラットフォームで扱うことが重要であると指摘しています。同社はCOBOLの専門性を活かしてメインフレームからクラウドへの移行を支援し、COBOLの存続よりも顧客の支援が重要であると述べています。
(出所)2024.12.15 nikkei.com 「COBOLはクラウドで生き残る」英開発ツール大手CTO