厚生労働省は22日、令和6年度(2024年度)介護報酬の改定を公表しました。
●介護報酬改定のポイント
・処遇改善加算を大幅に引き上げ、介護職員の賃上げ促進
・協力医療機関の確保など医療との連携強化
・委員会設置や新加算創設で現場の生産性向上
・つえなど一部の福祉用具販売と貸与の選択制
・認知症の症状軽減に取り組むケアを新加算で評価
●処遇改善加算の一本化
・令和6年6月より、処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ等支援加算の3つの加算制度が1本化し、新たな「介護職員等処遇改善加算」を創設する。
・新たな「介護職員等処遇改善加算」は、ⅠⅡⅢⅣの4区分になります。
・主な介護サービスの加算率は次の通り
介護サービス区分 | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ |
訪問介護 | 24.5% | 22.4% | 18.2% | 14.5% |
グループホーム | 18.6% | 17.8% | 15.5% | 12.5% |
特養 | 14.0% | 13.6% | 11.3% | 9.0% |